ある人が書いた論考をここで紹介したい。彼岸と此岸 人間と建築の間合いについての省察1 この論考は現代の自然の中に溶けてしまったり、全く存在感を消し去った建物と古代の諸神殿建築との間に一つの線を引くことを試みた。もっとも、偉大な先人たちがモダニ…

"孤児たちのお年玉" アルチュール・ランボー 1869年末室内は黒々とした影におおわれ、二人の子供の悲しげなやさしいひそひそ話しがかすかに響いてくる。その頭は、はためき持ち上がる白く長いカーテンに隠れていまだ夢に耽って重く鈍く傾いでいる…戸外では鳥…

「マドレーヌ フォン·ブローグリー侯爵夫人に」そうだ 私たちはいるのだ けれども私たちにとって日々が速かにまぼろしとともに過ぎ去ってゆくのは ほとんど羊の群にとってと変りがない私たちもまた牧場がたそがれる度毎に帰ってゆくことを望んでいるのに 誰…

新宿駅の巨大ターミナル、仮に、目の前の誰かが他の誰かに入れ替わってたとしても、僕らは決して驚きはしないだろう。目の前にいるのは明らかに個人の人であるけれども、同時に目の前の人という匿名でもあるから。

一月はテストに追われ二月は鬱で寝るかご飯食べるかしかしていなく三月は目を覚ました動物のように毎日引越しのバイトをして、貯めた30万でスペインとポルトガルに行き四月は初めてまともな設計課題でとりあえず手だけを動かし五月は少しは報われ六月は難題…

ユニバーどこにでもある場所とどこにもいない私影がなくなったあなたがそこの大地から芽を出した者だっていう証明は紙きれでされるし一方で、あなたがだれなのかは紙切れ一枚しか保証してくれない イスラム国のあり方は実はもっともっとも新しいし、いまの時…

祖母の最期を診に成田空港の道中、図らずとも貧困に顔を歪めている(、その当人は意識していないのかもしれない、)そんなような連中に出会った。というか遭遇した。それは都会に住んできた私からの眼差しからだけかもしれないしかし、そうであるからそこ、タ…